ムラホ!

※Muraho(ムラホ)はキニアルワンダ語で「こんにちは」の意味です。

日本では明けましておめでとうと言いづらいスタートになりましたが、
もう2月ですね。

今日はHappy Valentine’s day!ですが、

チョコをもらうことより、世の中で発生するロスチョコの量が気になるところです。

さて、わたくし野口は先日、弊社メンバーと一緒にルワンダへ1週間ほど視察へ行ってきました。

感想は・・・

ブログに書けることと書けないことがあるんですが、

JICAさんやルワンダの企業さんや農家さんだけでなく、

東アフリカを拠点に活躍する日系企業の経営層の方々とお話ができたり、

刺激、刺激、刺激、で本当に有意義な時間が過ごせたと思います。

視察以外の自由時間も、

ルワンダの歴史を知る時間に使ったり、

スラムツアーに参加させてもらって、

スラム街に住む人達と話をさせてもらったり、

最終日には一人でタクシーに乗り、街へ繰り出し、

財布に残っていたルワンダフランを生活が苦しそうな人たちへ、こっそり配ってきました。

※良い子はマネしないでください(危険・リスクあり)
※悪い子は自己責任でどうぞ
※money!money!money!とうるさいキッズや勝手に腕時計を外そうとするキッズには一切渡しませんでした

ルワンダフランを渡したら、
涙目になって、すごくすごく喜んでくれたお姉さん。

おばちゃんも笑顔。

とってもいい笑顔の少年。

どう見ても下半身がたぶん過去の紛争とかでなくなってしまっているお婆ちゃん。

小さい子供を抱っこしながら片目が潰された感じで大変そうなお母さん。

障がいを持っていてうまく話せないんだろうけど、
腹の底から搾り出すような声でthank youと行ってくれた男の子。

お金を渡したあと、またすれ違ったら、お母さんにアイスクリームを買ってもらって、
とっても嬉しそうに、とっても恥ずかしそうに、こっちを見てグッドサインをしてくれた少年。

つらそーーーな顔で過ごしている人たち、
ちょっとしたお金を渡すだけで、みんなほんとに笑顔になりました。

その笑顔のおかげで、むしろこちらが多くのパワーをもらった気がします。

1人1人と握手して、軽く声をかけて歩き、最終日を締めくくりました。

某国では同情を誘う行為が一つのビジネスとして蔓延っているところもあるようですが、

ルワンダでは寄付後にmore!more!と要求されることもなく、
同情を誘うストーリー話をされることもなく、
怪しげな臭いは個人的には感じなかったので、今回の寄付に後悔はありません。

想定外にお金を必要としている感じの人が多く、

配りすぎて帰りのタクシー代がギリギリになってしまったので、

気合いの値切り交渉に笑顔で応じてくれたタクシーの兄さんにも感謝です。

今回の視察に関係したすべての皆さんにも感謝です。

Murakoze cyane!Rwanda!
(ムラコゼチャーネはキニアルワンダ語でThank you very muchの意味)

優しい人が本当に多い国でした。

昨年のエジプトに続き、食べ物も美味しく、1年くらい軽く住めそうです。

また今度、改めてルワンダ一人旅でも行きたいと思います。