こんにちは!エクネスの野口です。
今日は大好きなベーシストtetsuyaさんの誕生日です。
生まれてきてくれてありがとうございます、ですね。
誰かの誕生日に感謝の気持ちで1日をスタート、いい気分です。
さて、本日の投稿のタイトルそのまんまですが、
【パラレルキャリア制度】を始めたいと思います。
近年、働き方の多様化が進むなかで、
多くの企業が「副業OK」を掲げ始めています。
弊社エクネスも数年前から「副業OK」を明確に打ち出し、
メンバーが自由に新しい挑戦をできる環境づくりを進めてきました。
ただ、私の中で、
ずっとモヤモヤした感覚がひとつあり、
「副業OK」って
なんか軽~~~い感じがしないでしょうか?
副業=お金のための仕事 というイメージ
副業という言葉を聞くと、多くのかたは、
- 生活費を補うためのアルバイト
- 収入を増やすために本業後の夜や休日に働く
- 本業がメインで、副業はサブのお小遣い稼ぎ
のようなイメージを思い浮かべないでしょうか?
もちろん「お金を稼ぎたい」という動機が決して悪いものではありません。
実際、経済的な理由から副業をされていらっしゃるかたも世の中には多いのかもしれません。
ただ、私が本当に後押ししたいのは、
こうした「収入の穴埋め」ではなく、
外の世界に飛び出し、
新しい経験やスキル、
人脈を得て、それをまた本業にも還元して欲しい
そんな思いが「副業OK」の裏側にはありました。
だからこそ、
この想いを正しく伝えるために、
「副業OK」という言葉に代わる、
よりポジティブで未来志向な制度名を模索し、
「パラレルキャリア制度」
というネーミングで今後は発信していきたいと思っています。
「パラレル」は「並行する」という意味があります。
本業とは別に、
もうひとつの活動を持つことを、
単なる“サブの仕事”ではなく、
もうひとつのキャリアを並行して築いていくこととしてとらえて欲しい言葉です。
副業OKとパラレルキャリア制度は何が違うのか、
改めてまとめると、
副業OK制度 | パラレルキャリア制度 | |
---|---|---|
イメージ | 収入を補うためのサブの仕事、労働時間の延長 | 本業と並行してもう一つのキャリアを築く、自己投資 |
主な目的 | 収入アップ、生活のため | スキル・知識の拡張、人脈形成、キャリアの多様化、ボランティア、社会貢献 |
本業との関係 | 関係性は薄い傾向、時間帯や活動内容次第では本業に支障をきたすこともあり | 相互にシナジーを生む可能性がある |
ポイント | “バイト”“お小遣い稼ぎ” | “挑戦”“成長”“つながり” |
といった感じです。
副業OK制度は「社外での労働が禁止されないこと」に価値がありましたが、
パラレルキャリア制度はその一歩先を目指します。
弊社エクネスのメンバーの成長や情熱を軸にして、
外のプロジェクトやコミュニティ、
NPO活動、起業準備などに取り組むことを支援します。
パラレルキャリアによって
- 異なる業界で得られる新しい知見
- 他社や専門家とのネットワーク
- 本業では得にくいスキルや経験
- 社会課題解決や地域貢献など、社会との接点
といった経験も得ることができるのではないかと思っています。
以前「願いの強さ」のブログで、
創業から
5年後に生き残っている企業は15.0%、
10年後は6.3%、
20年後は0.3%、
なんて数値も紹介させていただきましたが、
(現在9期目の弊社、まだまだ生き残っていきます!)
メンバーひとりひとりが社外でも成長することで、
弊社が存続するパワーの源になることはもちろん、
最終的にはメンバーひとりひとりが社会に還元できる価値が最大化されていくと期待しています。
私の行動指針のひとつに
「どこにでも通用する人財を育て続ける」
という想いがあるのですが、
終身雇用は過去の言葉になりつつある現代、
これからは、
「副業制度」ではなく
「パラレルキャリア制度」も活用して、
どんどん成長していって欲しいなと思います。