人を採用する場合の考え方について
お伝えしたいと思います。

変化が激しい時代

教えたことをやるだけでは
会社は生き残っていけません。

これがやりたい、という気持ちをもっていれば
あまり言うことはありませんが、

たとえそれがなくても、

こんな人間になりたい。
こんな人を目指したい。

抽象的な目標でも、目標のある人と
ない人では企業側からすると
見え方が違います。

採用する際の判断要素

わかりやすくいうと
以下のような要素でしょうか。

・会社の理念に共感いただけるかどうか
・会社の初期段階では能力より意欲を重視
・一緒に働いてワクワクするか

何のために働くか

みなさんは何のために働いていますか?
生活のためですか?

ほとんどの方はご存知だと思いますが、
日本の債務残高は1,000兆を超えています。
これを見てどう感じるでしょうか。

歳入は60兆です。

この数字の見方でその人の見ている視点が
わかると思います。

将来は年金は減っていくし
税金が上がって大変になる、
などという考えはありがちだと思いますが、

私は日本という国に生まれた以上、
日本のために、国の借金を返していけるような
会社は「公器」であるという考えで経営を
していくつもりです。

1961年1月21日、
アメリカの首都ワシントンで
ジョン・F・ケネディは国民にこう訴えました。

Ask not what your country can do for you,
ask what you can do for your country.
国があなたのために何ができるかではなく、
あなたが国のために何ができるか、
問いかけてください。

誰かに言われたことを
やるのではなく、

自分の頭で考え、自分が決めて行動することが
これからの日本には必要です。

立ち上げたばかりの会社が
こんなことを言うと笑われるでしょうし、
批判される面もあるかもしれませんが、

世のため、国のためにならない会社経営では、
100年以上継続できる企業にはならないと思います。

自分のためだけに努力する人と、
世のため、国のために努力する人、
どちらが結果が大きくなるかと考えれば
答えは明確です。
(もっといえば世界のため、でもいいかもしれませんが)

年収がゴールの人は、
年収800万で成果が頭打ちになる
というデータもあります。

それは余談だとしても、
私自身はそういった考えの方とは
働きたいとは思いません。
あまり極端なことを言うと
叩かれそうですね(笑)

ネガティブなことを
言いたかったわけではありません。

何のために働くか。

志高く、世の中を変える気負いの
ある人と働きたいものです。