先日、ソフトバンクの孫正義さんの元で
働いていた方とお話をしました。
孫さんの口から出る数字で昨対1.2倍、1.4倍という
言葉を聞いたことがない。いつも10倍、100倍、1000倍、というものでした。
事業プランは100本ノックならぬ、10000本ノック。
明日の朝一までに10000プランもってこいと。
・・・すごすぎて言葉がでませんでした笑
人生は想像以上に短いです。(まだ死ぬ予定はありません)
限られた時間の中で、最大の社会貢献インパクトを出すには、スピードが最重要。
会社が小さいうちは早くてあたりまえかもしれませんが、
組織が大きくなったときにスピードを落とさない、むしろスピードを上げるためには
・失敗を許容し、チャレンジしやすい環境をつくる
・クレームを否定しない、むしろ積極的にクレームを集め
高速PDCAを回す
・メンバーを信頼し、確認作業、承認フローを最小限にすることで
自律的な組織を目指す
・部門別での月次損益を全員で共有し、一人でも多くのスタッフが経営意識を持つ
・一人でも多くのスタッフがやりたい仕事をして、当事者意識をもつ
・考えるより、まずやる。やってから考える風土
といったことが大切だと思います。
一方で、言うのは簡単ですがやるのは簡単ではありません。
今月で創業5年、最近従業員も70名ほどになり、すごいですねと言われることが増えました。
ただ、実情はこれまでに5年たちますが、
既に3回ほど倒産しかけていますし、
ずっと経営危機、崖っぷちで経営しています。
なんでそんなにリスクをとってまでやるんですか?
ともよく聞かれますが、「社会貢献1000億」やりたいからです。
なぜ社会貢献1000億やりたいかを
ドラゴンボールに例えてみます。
ピッコロを倒すとフリーザが出てきて、
フリーザを倒すとセルが出てくる
セルを倒すと魔人ブウがでてきます。
悟空がピッコロを倒した後、仮にピッコロより強い敵が出てこなかったら
ドラゴンボールがすばらしいドラマ(いいことばかりではないと思いますが)に
ならなかったと思います。
※たぶんワンピースも同じでしょう
自分のできるかどうかわからない限界、または限界以上の
ことをやりたい、というのは本能的な欲求なんだと思います。
人生をかけて何をしたいのか、は大変ありがたいことに
決まっているので超スピードで進むだけです。
ただ、私一人でやっているわけでは当然ないので
周りの人たちとある程度足並みをそろえることも
意識する必要があります。
1.2倍に意識があると、1.2倍以上にはなりません。
1.2倍から10倍に意識を向けると、一気にスピードが変わります。
10倍、100倍、1000倍思考、やっていきます。