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事業承継コラム
2018.07.12
福井で事業承継コンサルティングを始めた背景
関連記事:福井で事業承継を意識したときに、知っておきたいこと
会社を創業した時から、
社会の課題解決に
貢献したいと思って考えていくと、
事業承継は
当社として取り組むべき課題の一つだと考え、
事業承継について
自分自身が学びつつ、
コラムとして発信していくこととしました。
以下、背景からご説明していきます。
中小企業の役割
中小企業は日本内企業数の99%
(うち小規模事業者は85%)
となっており、
同じく中小企業に勤務する従業員数は
約70%(うち小規模事業者は24%)を
占めています。
つまり、
中小企業は雇用の受け皿として
重要な役割を持っているといえます。
中小企業の中にも、
グローバルな企業と競い合える
競争力の高いサービスや商品を
開発・提供している企業も多数あり、
事業承継を行うことは
弊社エクネス株式会社の拠点がある、
福井県の経済は当然ながら、
日本の経済を
持続的に発展させていく上で
非常に重要な取り組みです。
経営者の現状と後継者不足について
2018年現在、
経営者のボリュームゾーンは
66歳を超えています。
※20年前は47歳がボリュームゾーンでした
中小企業庁の発表しているデータからも、
全国約4000の
中小企業の経営者に対して行った
インターネット調査において、
60歳以上の経営者の50%が
「廃業を予定している」
と回答しています。
更に注目すべきは、
廃業を予定していると
回答した中小企業のうち、
4割を超える企業が
「今後10年間の事業の将来性について、
事業の維持、成長が可能」
と回答している点です。
これは、
貴重な経営資源が失われる
ということを意味しており、
日本の国力に関わる
大きな問題になっています。
事業承継を先送りする背景
会社として
これから存続ができる経営状況であったとしても、
事業承継を
先送りしてしまう背景があります。
具体的には
- 「日々の経営で精一杯で手が回らない」
- 「知識不足で何から始めていいかがわからない」
- 「誰に相談すればいいかわからない」というものです。
これらの背景から、
まずは福井県から
弊社の経営コンサルティングの一サービスとして
事業承継の支援をしていきます。
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平井 康之

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